クロップ監督、“南野効果”を確信 「日本のリバプールサポーターが増えることを…」
リバプールが南野との合意を正式発表 日本は「最もエキサイティングな才能を抱える国」
リバプールは現地時間19日、ザルツブルクの日本代表MF南野拓実と契約合意に達したことを正式に発表した。ユルゲン・クロップ監督は公式サイトで「日本のリバプールサポーターが増加してくれることを確信している」と、南野獲得を機に日本人サポーターが増えることにも期待を寄せている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
南野がリバプールを驚かせたのはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節の対戦(3-4)だった。要塞アンフィールドで豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストの大活躍を披露。リターンマッチとなった現地時間10日の第6節(0-2)でも、縦横無尽な走りで決定機を演出するなど、リバプール守備陣を苦しめていた。
この活躍を機に、英国内ではリバプールが移籍金設定額の725万ポンド(約10億4000万円)を支払って南野の獲得に乗り出すニュースが一斉に飛び交っていたが、ついにクラブ公式サイトで南野の来年1月1日付での加入が正式に発表されることになった。公式SNSでは、南野が契約書にサインを交わす様子や、ユニフォームに袖を通す姿が投稿されている。
また、クロップ監督は公式サイトで南野獲得に「素晴らしいニュースだ。最高のサインだよ。我々は、本当に、本当に幸せだ」と喜びのコメントを表明しており、「タクミは非常に速く、非常に賢い選手だ。ラインの間にスペースを見出すことができる。彼は球際で勇敢だが、ボールがないところでも勇敢なんだ」と、プレースタイルにも太鼓判を押している。
また「私は、特に日本のリバプールサポーターが増加してくれることを確信しているよ。最もエキサイティングな才能を抱える国の一つであり、私はようこそと言いたい。特別なクラブの1部となることをね」と、日本人サポーターの増加にも期待を寄せていた。リバプール公式の日本語ツイッターも開設されたことから、今後日本でも“リバプール旋風”が巻き起こることになるかもしれない。