ネイマールに敵地サポーターが人種差別発言か 試合後にバルサ同僚が告発
エスパニョールとのダービー戦後にイニエスタが明かす
バルセロナのブラジル代表FWネイマールが、2日のエスパニョールとの「バルセロナ・ダービー」で、相手サポーターから人種差別的なヤジを飛ばされたことが明らかになった。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
事件は、0-0で終わった敵地コルネーリャ・エルプラットでのダービーマッチで起きた。スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが試合後、”ブラジルの魔法使い”に対する観衆からの人種差別発言を告発した。
「(人種差別発言は)前半のコーナーの場面で1人の観衆から起きた」
フットボール界で深刻な問題となっている人種差別という社会問題に、司令塔が切り込んだ。スペイン代表DFジェラール・ピケも怒りを露わにする。「これが起きたのなら、正しい措置と処分が下されるべきだ。(容疑者は)一人ひとり特定されるべきだ」と主張していた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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