ユベントス“構想外FW”に今冬の獲得オファー殺到 本人希望の移籍先候補2クラブとは?
不遇のマンジュキッチ、中国やカタールからのオファーは断ったと伊メディア報道
ユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチは、今季全く出場機会を得られていないが、冬の移籍市場に向けて中国やカタールからのオファーをすべて断り、移籍先がACミランとドルトムントに絞られたという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
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マンジュキッチは昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)でクロアチアの準優勝に貢献し、ユベントスでも貴重な前線のハードワーカーとして起用されていた。しかし、今季マウリツィオ・サッリ監督が就任すると完全な構想外に。今では全体練習にも入れず、個人トレーニングを積んでいると現地メディアでは報じられている。
そうしたなか「トゥットメルカートウェブ・コム」は、マンジュキッチには中国の広州恒大、カタールのアル・ラーヤンとアル・ドゥハイル、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め来季から米MLS(メジャーリーグサッカー)に参戦するインテル・マイアミ、スペインのセビージャからオファーが届いたが、すべて断りを入れたと伝えた。
そして、残った可能性はミランとドルトムントのみだという。ミランは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に乗り出しているが、交渉が難航。マンジュキッチが「プランB」として報じられていた。また、ドルトムントはマンジュキッチがブンデスリーガでの実績があるという点で、獲得の可能性があるようだ。
いずれにしても、マンジュキッチにとっては冬の移籍市場で新天地が決まるかどうかは、プレーヤーとしての死活問題にすら関わる。そうしたなかで数あるオファーから強気な選択をしたことが明らかになっているが、ミランとドルトムントのいずれかに移籍することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)