英国人記者が韓国戦“先発11人”を採点 4選手に最低評価「失望」「なぜこの選手が…」
日韓戦に0-1で敗れE-1選手権優勝ならず…主将の佐々木は「存在感ゼロ」
森保一監督率いる日本代表は18日、韓国・釜山で開催されたE-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦し、0-1で敗れた。2連勝同士の激突となった大一番で、日本は引き分け以上で3大会ぶりの優勝を手にできる状況だったが、序盤から劣勢を強いられ、前半28分にMFファン・インボムにミドルシュートを決められ失点。最後までその1点を取り返すことができなかった。
かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、日韓戦に敗れた日本代表のスタメン11人を採点。「なぜ、この選手がキャプテンなのか理解不能」と、今大会チーム最年長の森保チルドレンら4人に最低点を与えている。
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■韓国戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
中村航輔(柏レイソル) 5点
ファン・インボムのゴールはほとんどお手上げ状態だったが、それ以外にも懸案事項が目立った。パスの配球については向上の余地が大だ。
【DF】
畠中槙之輔(横浜F・マリノス) 5点
セットプレーでキム・ミンジェとキム・ヨングォンに凌駕された。前半にはあわやオウンゴールの場面もあった。褒められるパフォーマンスからは程遠かった。
三浦弦太(ガンバ大阪) 6点
鈴木に高質なパスを通し、日本に数少ない決定機を演出。タイミングの良いパスカットもあった。後半、ナ・サンホのアタックを阻止したプレーは評価に値する。
佐々木翔(サンフレッチェ広島) 4点
チーム最年長という立場を除き、なぜこの選手がキャプテンに任命されているのか理解不能。序盤にキム・インソンを止めたシーン以外、存在感ゼロ。キャプテンマークに値しないパフォーマンスだった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。