「“朝鮮半島のファン・ダイク”が日本戦で旋風」 韓国代表DFを母国絶賛「欧州に行け!」
日本は韓国に0-1敗戦 キム・ミンジェは攻守にわたり存在感を発揮
日本代表は現地時間18日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦し、0-1で敗れた。韓国メディアは4バックのセンターバック(CB)で先発フル出場し、完封勝利に貢献したDFキム・ミンジェ(北京国安)に対し、韓国メディアも「“朝鮮半島のファン・ダイク”が日本戦で旋風『欧州に行け!』」と太鼓判を押している。
日本は初戦の中国戦に2-1、第2戦の香港戦に5-0で勝利。対する韓国も連勝で直接対決を迎えたが、得失点差の関係で、日本は引き分け以上で優勝が決定する条件となっていた。しかし、スタンドの大歓声を背にした韓国が序盤から怒涛の攻撃を仕掛けると、前半28分にMFファン・インボムが強烈なミドルシュートを叩き込み先手を取る。
同点ゴールを目指し果敢に攻め込んだ日本だったが、その前に立ちはだかったのがキム・ミンジェだった。日本の侵入をことごとく弾き返し、クリーンシートを達成した23歳の屈強なDFに対し、韓国メディアがこぞって称賛。韓国放送局「SPOTV」は「『脱亜入欧』は日本人ではなく、キム・ミンジェでなければいけない」と見出しを打って報じ、「冬の移籍市場で多くの欧州クラブから関心を集めている。『脱亜入欧』(アジアを脱し、ヨーロッパに進出すること)を謳う日本よりも、キム・ミンジェにふさわしい言葉だ」と指摘している。
また、韓国紙「スター・ニュース」は「“朝鮮半島のファン・ダイク”が日本戦で旋風『欧州に行け!』」と取り上げ、「日本を相手に“脱アジア級”の能力を披露」と称賛。韓国メディア「Money S」は「キム・ミンジェにとってアジアは狭すぎる」と欧州行きに太鼓判を押している。日韓戦で確かなインパクトを残したキム・ミンジェを欧州で見る日も、そう遠くはないのかもしれない。