レスターがミランで不遇のオランダ代表MF獲得か 中盤の守備力強化を狙う
英紙がデヨング移籍の可能性を報じる
現在プレミアリーグで2位と快進撃を見せている日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティだが、冬の移籍市場で中盤のテコ入れを図る模様だ。日本代表FW本田圭佑が所属するACミランから、元オランダ代表MFナイジェル・デヨング獲得の可能性が浮上している。英紙「サンデーピープル」が報じている。
レスターはシーズン開幕前にスイス代表MFギョクハン・インレルを獲得していたが、ここまでリーグでの出場はわずかに5試合。早くも冬の移籍市場でレスターから移籍することが有力視されている。その一方で、クラウディオ・ラニエリ監督はミランでレギュラーポジションを失っている実力者デヨングに目をつけ、200万ポンド(約3億8000万円)の移籍金での獲得を目指しているという。
ラニエリ監督自身が「我々はフォレスト・ガンプだ」と語るように、今季のレスターは試合を通して走り抜く運動量を武器に前半戦で旋風を巻き起こしてきた。一方で、後半戦に向けては疲労の蓄積などが懸念されている。
そうしたテコ入れの意味合いも込めて、デヨングの獲得を目指しているという。元オランダ代表のベテランMFは、岡崎や得点ランキングトップのFWジェイミー・ヴァーディらを後方から支援する存在として、プレミア行きを決断することになるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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