異例の“2カ月遅れ”クラシコ 政情不安も…レアル監督「試合が行われると信じたい」
開催地バルセロナで再び大規模デモ? ジダン監督「人々はいいサッカーの試合を見たい」
世界中が注目するバルセロナとレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」が、現地時間18日に開催される。リーガ・エスパニョーラ第10節の延期分が年の瀬に組み込まれることになったが、本拠地カンプ・ノウがあるバルセロナでは政治運動が活発化する可能性があり、開催に影響を及ぼす可能性が指摘されている。しかし敵地に乗り込むレアルのジネディーヌ・ジダン監督は、宿敵との戦いにぜひ臨みたいと考えているようだ。
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当初の対戦予定日だった10月26日に、カタルーニャ州独立を支持する政党や支持団体などが大規模なデモをバルセロナで開催することを懸念し、クラシコが延期となる異例の事態となった。今シーズン序盤戦でやや出遅れた両チームだったものの、この時期から調子を上げ、首位と2位の直接対決となる産物があった一方、今回の対戦に向けて各団体が政治運動をする可能性も否定できない。
しかしジダン監督は、ピッチ内にフォーカスすることを強調している。スペイン紙「マルカ」によると、監督会見でこのように話しているという。
「外野では多くの物事が取り沙汰される日になるかもしれないが、人々はいいサッカーの試合を見たい。それだけだ。最終的にはピッチで力を出さなければならない。試合が行われると信じたいところだ。私はそれ(政治運動)をするためにいるわけではない。仕事はピッチで何が起こるか、それを考えることなのだから。我々はクラシコをプレーできるのが楽しいんだ」
10万人の敵地カンプ・ノウで戦うことは、レアルの選手に与えられる試練であるとともに、特権でもある。それを現役時代から実感しているからこそ、ジダン監督はクラシコでの対戦を熱望しているのだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)