マンチェスター・Uのファンハール監督が新戦力の補強凍結を示唆 「マンチェスターには最高の宝石が存在する」

「私のアプローチとしては、まずは手元にある現有戦力を見極めたい。マンチェスターには最高の宝石も存在する。マーケットの終了まで1カ月だが、もしかすると新しい選手は必要ないかもしれない」

 昨季7位と低迷した名門は、今季に向けてアトレチコ•ビルバオからMFアンデル•エレーラ、サウサンプトンからイングランド代表DFルーク•ショーを獲得した。ユベントスのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル獲得で合意に達しているとチリメディアは報道しているが、クラブは沈黙を守っている。

 8月16日に迫ったプレミアリーグ開幕戦のホーム、スウォンジー戦まで2週間となったが、今季ヨーロッパのカップ戦に出場権を持たないため、現状では余剰戦力の整理も進めなければいけない。ベルギー代表MFフェライニは戦力外状態で、セリエAナポリなどが獲得に乗り出している。オランダ人指揮官は、今回の米国遠征で選手に対する最終的な評価を決めることになるもようだ。

 移籍市場は8月いっぱいまで開いているが、この間の選手のパフォーマンス次第では夏の市場での新たな補強を凍結する意向を示した。アトレチコ•マドリードへの移籍話が浮上しているMF香川真司もしっかりとアピールできれば、出場機会を増やすことも可能かもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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