ボローニャ冨安、セリエA初アシストの高速ピンポイントクロスを伊三大紙称賛 「傑作」
アタランタ戦でポーリの豪快ヘッド弾を演出 「パーフェクトなアシスト」
イタリア1部ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、現地時間15日に行われたセリエA第16節アタランタ戦で初アシストをマークし、2-1の勝利に貢献した。イタリア三大紙も「パーフェクト」「傑作」と称賛している。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
冨安は10月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦で左大腿二頭筋を負傷。約1カ月半の離脱を強いられ、11月24日のリーグ第13節パルマ戦(2-2)で復帰した。
4試合連続スタメン出場となった15日のアタランタ戦、前半12分に先制して1点リードで迎えた後半8分だった。
冨安は右サイドをドリブルで持ち上がり、ゴール前を一瞥してアタッキングサード手前からクロスを供給。ピンポイントで狙った低空クロスを、元イタリア代表MFアンドレア・ポーリが打点の高いヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。
冨安はセリエA11試合目にして嬉しい初アシスト。イタリア三大紙も、冨安には高評価を付けている。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は「6.5点」を付け、「ポーリにパーフェクトなアシストを切り開いた」と称賛。「コリエレ・デロ・スポルト」は「持続的に攻撃していて、構築的だが、守備になると苦しむ」と守備面の課題を指摘しつつも、「ポーリのゴールへの放物線を描いた」と得点演出の働きを踏まえて「6.5点」としている。
また、「トゥット・スポルト」は「ボローニャは黄金の勝ち点3を獲得」と上位撃破に着目しつつ、冨安について「自由になる時にはまだ多くを学ばなければならない。あとは注意深く良くやっていた。クロスは傑作」と評価している。
直近3試合はすべてフル出場中。セリエA初アシストを機に、さらにギアを上げていきたい。