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E-1優勝懸けた“日韓戦” 韓国代表監督が森保ジャパンを警戒「技術的に優れている」
ベント監督は「かなり良いチーム」の日本を警戒 「非常に難しい試合になるだろう」
韓国・釜山で開催されているE-1選手権の男子は、18日に優勝を懸けて日本代表と韓国代表が対戦する。因縁の「日韓戦」は激しい戦いが予想されるが、韓国を率いるパウロ・ベント監督は「選手たちは技術的に優れていて、守備も積極的」と日本を警戒している。韓国の総合ニュースサイト「スターニュース」が報じた。
東京五輪世代のメンバー中心で今大会に臨んでいる森保ジャパンは、大会初戦で中国を2-1で下すと、第2戦ではFW小川航基(水戸ホーリーホック)がA代表デビュー戦でハットトリックを達成するなど5-0で快勝した。一方の韓国は初戦の香港戦で2-0、続く中国戦も1-0と接戦を制して2連勝。お互いに負けなしで、18日の日韓戦は優勝を懸けた大一番となる。
韓国のベント監督は、苦戦を強いられた中国戦を受けて、「私が就任してから、得点力に関して指摘があることは知っている。最大限のチャンスを作って、試合の主導権を握ろうとしている」とコメント。そして、森保ジャパンの印象についても次のように語っている。
「日本はかなり良いチームだ。監督はA代表とU-23代表を兼任してすべてを知っている。選手たちは技術的に優れていて、守備も積極的だ。非常に難しい試合になるだろう」
2試合を消化した時点で、同じ2勝ながら日本が得失点差で「3」、総得点でも「4」上回っており、「日本は引き分け以上(で優勝)という有利な部分がある」と指摘。「できる限り激しい試合をして、日本の良さを封じ込めたい」と、ポルトガル人指揮官はアグレッシブな姿勢で試合に臨むことを明かしている。
日本は初戦の中国戦で、DF橋岡大樹(浦和レッズ)が相手DFから後頭部直撃の危険なカンフーキックを見舞われ、国内外で物議を醸していた。ラフプレーに走ることは論外だが、優勝を懸けた韓国戦では球際の攻防が激しさを増すのは必至。日本としては相手を上回る気迫とハードワークで、優勝をつかみ取りたいところだ。