リバプールFW、同僚サラーをも欺く“ルーレットパス”に海外反響 「魅惑のスキル」
フィルミーノがワトフォード戦で鮮やかな足もとのテクニックを披露
リバプールは現地時間14日、プレミアリーグ第17節でワトフォードを2-0で下した。エースのエジプト代表FWモハメド・サラーが2ゴールを挙げる活躍を見せたなか、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが味方をも欺く華麗な足技を披露し、「魅惑のスキル」と称賛を集めている。
開幕から唯一無敗をキープしているリバプールは、前半38分にセネガル代表FWサディオ・マネのパスを起点にサラーが絶妙な切り返しからゴールネットを揺らして先制。後半45分にもサラーが華麗なバックヒールシュートで追加点を奪い、開幕からの無敗を「17」に伸ばした。
そのなかでフィルミーノはテクニックで魅せた。この日はメインシステムの4-3-3ではなく4-2-3-1が採用されたなか、ブラジル代表FWはトップ下で先発。前半9分、アタッキングサードでサラーからパスを受けた瞬間、ワトフォードのマーカー2人がチェックに来た。すると、フィルミーノは前線へ駆け上がるサラーへパスを出すと見せかけ、右足裏でボールを引いて足もとに収めた後、反時計回りに鋭く反転。プレッシャーをかい潜り、右サイドでフリーの味方選手になんなくつないでみせた。
英紙「デイリー・ミラー」は、「ロベルト・フィルミーノがアンフィールドを魅了」との見出しで取り上げ、「フィルミーノは厳しい状況、最も近いサポートが自分の右にいることを認識し、マルセイユルーレットで(ウィル・)ヒューズと(アブドゥライェ・)ドゥクレ)の間を縫った。魅惑のスキルでホームのサポーターから正当な拍手を得た」と伝えた。
サラー、マネと形成する3トップのなかでも、ずば抜けたテクニックを誇るフィルミーノ。噂される日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)の加入が実現すれば、そのコンビネーションには大きな注目が集まりそうだ。