「究極のMF」 マンC司令塔デ・ブライネを英識者が絶賛、バルサMFと並び「現代最強」

アーセナル戦で2ゴール1アシストの活躍をしたMFケビン・デ・ブライネ【写真:AP】
アーセナル戦で2ゴール1アシストの活躍をしたMFケビン・デ・ブライネ【写真:AP】

アーセナル戦で2得点1アシスト、レドナップ氏「別次元だ」

 マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、現地時間15日に行われたプレミアリーグ第17節のアーセナル戦(3-0)でチームの全得点に絡む2ゴール1アシストの大活躍を見せた。英紙「デイリー・メール」では、かつてトットナムやウェストハムを率いた解説者のハリー・レドナップ氏が、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとともに「世界最高のMF」だと称賛している。

 昨季は怪我に苦しみ、公式戦32試合の出場にとどまったデ・ブライネだが、今季は復活を印象づけている。開幕直後からアシスト連発でチームの勝利に貢献していた28歳は、アーセナル戦で今季初の2得点をマークした。

 試合開始早々の2分、デ・ブライネはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの折り返しからダイレクトボレーで先制ゴールをゲット。足もとでハーフバウンドする難しいクロスボールに右足を上手く合わせて、抑えの利いたシュートをネットに突き刺した。

 その勢いは止まらず、続く同15分には左サイドからのラストパスでイングランド代表FWラヒーム・スターリングのゴールをお膳立て。さらに前半終了間際の同40分には、利き足とは逆の左足で強烈なミドルシュートをゴール左隅に沈めてみせた。

 圧巻のプレーを見せたデ・ブライネに対し、解説を務めたレドナップ氏はその実力がバルセロナのMFデ・ヨングと並んで現在の地球上で最も優れたMFだと称賛する。

「彼ら2人は別の次元だ。彼らの脳は現代フットボールに調和している。彼らの走りの知性、タックルのタイミング、何が起こるかを知っているかのように試合を読む力は、まるで靴下の中に水晶玉を忍ばせているようだ」

 レドナップ氏はこのように語り、卓越した技術とビジョンを備える2人のMFを称えている。特に今季6点目を上げたデ・ブライネについては、「デ・ブライネは(デ・ヨングと比べて)より優れたゴールスコアラー」とし、「彼はプレミアリーグのベストで、究極のMFとして見るべきだ」と賛辞を惜しまなかった。

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