“崩壊”のアーセナル守備陣、元英代表DFが酷評 「何をすればいいか分かってない」
マンCに0-3と完敗、キャラガー氏が守備陣の対応に厳しい視線
リバプールで活躍した元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・シティ相手に0-3で大敗したアーセナルの守備陣を「何をすればいいのか分かっていない」と酷評している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
成績不振によりウナイ・エメリ前監督が解任され、フレドリック・ユングベリ暫定監督の下で再起を図っているアーセナル。3位マンチェスター・シティをホームに迎えての一戦となったが、試合開始わずか2分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのボレーシュートで失点。早々にリードを許してしまう。
さらに同15分にはデ・ブライネに左サイドを突破され、クロスからイングランド代表FWラヒーム・スターリングに決められて0-2。同40分には再びデ・ブライネに左足のミドルシュートを叩き込まれ、前半のうちに試合を決定づけられた。
失点シーンはいずれも、アーセナル守備陣の緩慢さが目立つ格好となった。相手との間合いが遠く、シティの選手に自由を与えており、元イングランド代表DFキャラガー氏はアーセナルの守備に厳しい視線を送っている。
「トレーニングから何かを変える必要があるだろう。ラインを保ち、プレスをかけなければならない。コメンタリーでも話したが、彼らはプレスに行くべき時に下がり、下がるべき時にプレスをかけていた。まるで何をすればいいのか、分かっていないようだった」
キャラガー氏は結果的に好調のデ・ブライネに2ゴール1アシストと大暴れさせてしまったアーセナルの“無知な”DF陣を酷評した。
シーズン途中の監督交代に踏み切った不振のアーセナルだが、王者の前にあえなく沈没。リーグ戦5敗目(5勝7分5敗・勝ち点22/暫定9位)を喫し、トップ4争いからさらに大きく遅れを取ることになった。
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