「抱腹絶倒のリアクション」 クロップの“大慌てパニック”に英紙注目「寿命を縮めた」

開幕戦から無敗記録を伸ばし続けるリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
開幕戦から無敗記録を伸ばし続けるリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

リバプールがワトフォードに2-0快勝も…ファン・ダイクがあわやオウンゴールのバックパスミス

 リバプールは現地時間14日、プレミアリーグ第17節でワトフォードと対戦し、2-0で勝利を収めた。ホームで手堅い勝利を収め開幕からの無敗記録を伸ばした一方、バックパスのミスにより、あわやオウンゴールという場面でユルゲン・クロップ監督が見せたジェスチャーに対し、英紙は「クロップが抱腹絶倒のリアクション」「パニックに陥った」と注目している。

 ザルツブルクの日本代表MF南野拓実の獲得が目前に迫っていると報じられているリバプールは、ワトフォードを相手に前半38分にエジプト代表FWモハメド・サラーが鋭い切り返しから華麗な右足のコントロールショットを決めて先制。後半45分には再びサラーが、味方のシュートのこぼれ球をヒールで流し込み追加点を奪った。

 危なげない試合運びで手堅いクリーンシートを達成した一方、クロップ監督を慌てさせた場面があった。1-0で迎えた後半35分、自陣ゴール前でボールを拾ったオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、ブラジル代表GKアリソンへのバックパスを試みるも、呼吸が合わずにボールは無人のゴールへ一直線。辛うじて枠は逸れたものの、あわや同点弾となるオウンゴールを献上するシーンとなった。

 クロップ監督はバックパスがミスとなった瞬間、思わず腕を震わせ大慌てする素振りを見せたが、このリアクションに英メディアが反応。英紙「メトロ」は「ファン・ダイクの危なっかしいバックパスでクロップが抱腹絶倒のリアクション」と見出しを打って報じ、「ファン・ダイクが珍しい判断ミスでクロップの寿命を縮めた」と取り上げている。

 また、英紙「デイリー・ミラー」は「クロップがパニックに陥った」と指摘し、「持っていたペットボトルを思わず振るほどの手の揺さぶりを見せた」と説明している。リバプールはこの日の勝利で開幕から16勝1分と無敗を維持しているが、もしこのバックパスがゴールネットを揺らしていたら、試合展開は大きく変わっていたかもしれない。

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