遠藤航、完全移籍移行の可能性にベルギー注目 買取オプション行使なら移籍金は2.4億円か
現在はシント=トロイデンからシュツットガルトに期限付き移籍中
ドイツ2部シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は現在、ベルギー1部シント=トロイデンから期限付き移籍中だ。順調に出場機会を増やしつつあるなか、ベルギーメディアはシュツットガルトが買い取りオプションを行使し、完全移籍に移行する可能性に注目している。
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遠藤は2018年夏、浦和レッズからシント=トロイデンに完全移籍。リーグ戦26試合出場2得点を記録し、今夏の移籍市場でシュツットガルトに期限付き移籍となっていた。
今季は序盤こそ出番に恵まれなかったものの、11月3日の第12節ディナモ・ドレスデン戦(3-1)で移籍後初出場を果たすと、第14節カールスルーエ戦(3-0)からは先発に定着。現在はレギュラーとして活躍している。
新天地で存在感を強めつつある遠藤について、ベルギーメディア「VOETBAL belgie」は「シント=トロイデンは遠藤の移籍によって移籍金を手に入れるのか?」と題して、現状をレポート。今夏に同クラブを去ったDF冨安健洋(ボローニャ)とMF鎌田大地(フランクフルト)と並べ、次のように伝えている。
「シント=トロイデンは今夏、タケヒロ・トミヤスとダイチ・カマダを失った。日本代表として22キャップを持つワタル・エンドウも放出となったが、絶対的な存在ではなかった。しかし今、彼はシュツットガルトでフィットしているようだ」
同メディアによると、シュツットガルトは遠藤の期限付き移籍に伴い、30万ユーロ(約3600万円)を支払っているという。期限付き移籍契約には買い取りオプションも含まれており、その行使にかかるのは200万ユーロ(約2億4000万円)とのことだ。
1年でのブンデスリーガ1部復帰を目指し、1試合未消化の段階で3位につけるシュツットガルト。そのなかで地位を築きつつある遠藤の完全移籍は実現するのか。“所属元”であるベルギーのメディアからも注目されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)