バルサB安部裕葵、移籍後初の1試合2ゴールをスペイン紙が高評価 「二つのゴラッソ」
左右両足で2発、ラ・ヌシア戦で3-1の逆転勝利に大きく貢献…選手採点で“満点”評価
バルセロナBに所属するU-22日本代表MF安部裕葵は、現地時間15日に行われたスペイン3部グループ3第17節ラ・ヌシア戦にフル出場し、2ゴールを挙げて3-1の快勝に大きく貢献した。バルサ移籍後初となる1試合2得点に、スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」でも高く評価されている。
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試合は前半35分にラ・ヌシアに先制を許し、バルサBの本拠であるヨハン・クライフスタジアムに嫌なムードが漂いかけたが、それを安部が一掃する。同38分、バルサBの右サイドの崩しから、シュートのこぼれ球がペナルティーエリア正面やや外にいた安部の下へ。これを豪快に右足ボレーで蹴り込み、同点ゴールをゲットした。
チームをさらに勢いづけたのは後半8分のこと。右サイドでの展開からトップチームも期待を寄せる司令塔、MFリキ・プッチから鋭いスルーパスがスプリントした安部にピタリと通る。これを安部はスムーズなファーストタッチから今度は左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
2点目はフィールドプレーヤーのほぼ全員が喜びに来るほどのファインゴールで、5分後にも追加点を奪ったバルサBはホームで今季無敗の強さを見せた。同紙も「昇格プレーオフ圏内に近づくバルサBのフィエスタ(祭り)」と素晴らしい逆転劇だったと記載。3点満点の採点では安部に対して文句なしの3点を与えており、「必見! ヒロキ・アベの二つのゴラッソ」と動画まで紹介するほどの力の入れようだ。
バルサBでレギュラー格となり、招集メンバーにこそ入れなかったものの10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)インテル戦(2-1)でのトップチーム初招集も噂された安部。この調子を見せ続けていけば、現地での注目度もさらに上がりそうだ。