バルサB安部裕葵、欧州移籍後初の1試合2ゴール! 同点弾&逆転弾で勝利に導く
前半の失点直後にミドルシュートで同点弾 後半にはリキ・プッチとの連係で逆転弾
日本代表MF安部裕葵の所属するバルセロナBは現地時間15日、ホームのエスタディ・ヨハン・クライフにてスペイン3部グループ3第17節ラ・ヌシア戦に臨んだ。安部は先制点を決められた直後に同点ゴールを記録。後半にも2点目を挙げて、3-1の逆転勝利の立役者となっている。
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7試合連続スタメンとなった安部は、この試合も4-3-3のセンターFWとしてピッチに立つ。序盤から攻勢のバルサBのなかで、安部はポストプレーから味方のシュートチャンスをつくるなど、1トップの役割をこなす。
前半34分には安部のパスを受けたFWコンラドがシュートを放つが、ボールはポストを叩く。このこぼれ球を回収した安部がクロス。これにMFモンチュがヘッドで合わせたが、枠を捉えられなかった。
ラ・ヌシアを押し込み、多くのチャンスを作っていたバルサBだが、前半34分、CKから先制点を許してしまう。それでも試合再開直後から反撃に出たバルサBは同38分、ゴール前に入れたボールのこぼれ球に安部が反応。ミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。前半40分にはMFリキ・プッチが技ありのループシュートでゴールを狙うが、わずかに左に逸れて行き、前半は1-1のまま終了する。
さらに後半10分には、リキ・プッチからの縦パスを受けると、そのままボールを持ち込んでシュート。ボールはゴール左上に突き刺さり、バルサBが逆転に成功した。これで勢いづいたバルサBは一気に畳みかける。後半14分には相手DFが転倒して右サイドを独走したFWアレックス・コリャードがGKとの1対1を冷静に仕留めた。
試合の終盤にバルサBは安部を左ウイングに移すなど、選手のポジションを入れ替えて戦った。後半39分には左サイドからリキ・プッチとの好連係を見せるなど、安部は終盤まで積極的なプレーを見せた。試合終盤にはやや荒れた展開になり、アディショナルタイムにはリキ・プッチが頭部を打ってピッチ外へ運び出されるハプニングも起きたが、バルサBは3-1で2試合ぶりの勝利を収めている。