ダンディーU川島が最悪の黒星デビュー  ダービー戦で痛恨の凡ミスで同点弾献上

試合勘の欠如か 前半41分のパンチングミスが絶好の“アシスト”に

 日本代表GK川島永嗣のスコットランド初戦は、ほろ苦いデビュー戦になった。スコットランド・プレミアリーグのダンディー・ユナイテッドに移籍した川島は、2日のダンディーとの敵地で迎えたダービーマッチで正式発表後、わずか3日で先発デビューを果たした。しかし、手痛いミスで同点ゴールを献上してしまった。

 試合勘の無さが表れてしまったかのような凡ミスだった。チームが1点リードで迎えた前半41分、右サイド寄りの地点から蹴り込まれたフリーキックに対し、飛び出してパンチングを試みた川島だが、まるでバレーボールのセッターのように目の前にあげてしまった。相手FWケイン・ヘミングスがこの絶好の“アシスト”に乗じ、左足で豪快なボレー弾をけり込んだ。同点ゴールを決められてしまった。後半に追加点を許し、試合は2−1で敗れた。

 所属クラブでの公式戦は実に前所属のスタンダール・リエージュ時代の2014年の12月11日、UEFAヨーロッパリーグ、フェイエノールト戦以来。ハリルジャパンでも6月16日のシンガポール戦以来出場がなく、実に約半年ぶりの公式戦だったが、ほろ苦い復帰戦となってしまった。

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