「日本人が立場を奪う」 南野加入で玉突き退団のリバプール選手は? 英メディア指摘
リバプール加入が目前に迫る南野 ララーナが退団へ?
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間12日、リバプールへの移籍で合意に至ったことが英国内でこぞって報じられているが、英メディア「90min」は、南野の加入が実現した際、現在リバプールに在籍する中盤の選手が退団する方針と指摘している。
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ザルツブルクで6シーズン目を迎えている南野だが、世界を驚かせたのはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節の敵地リバプール戦(3-4)だった。要塞アンフィールドで豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストの大活躍を披露。リターンマッチとなった現地時間10日の第6節(0-2)でも、縦横無尽な走りで決定機を演出するなど、リバプール守備陣を苦しめていた。
英紙「インディペンデント」はリバプールが違約金の設定額である725万ポンド(約10億4000万円)を支払うことで南野獲得の合意に至ったと報じ、英国内では一気に加入のニュースが飛び交った。一方、英メディア「90min」は、南野のリバプール移籍により、元イングランド代表MFアダム・ララーナ退団の可能性が高まっていることを伝えている。
「リバプールは725万ポンド(約10億4000万円)で南野の獲得が目前に迫っていることは周知の事実だが、彼はララーナと似たような役割を担うことができる。この日本人がララーナの立場を奪うことになるのかを尋ねると、ジェームズ・ペレス記者はララーナが来夏にクラブを退団する準備を進めていることを明かした」
リバプールに加入して7年目となるララーナだが、2シーズン前に負傷による長期離脱を強いられてからは、トップコンディションを戻し切れずにベンチを温める日々が続いていた。24歳の南野は前線だけでなく、中盤の役割も務めることができ、攻守にわたるハードワークでリズムを作る特徴も類似している。南野加入が、ララーナ退団のきっかけとなる可能性は高そうだ。