元日本監督ジーコ、ファーガソン監督の“右腕”となる可能性があった過去を告白
英紙のインタビューで明かした舞台裏 「私はイエスと言ったが…」
元日本代表監督で、現在は鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務めるジーコ氏。マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン元監督の右腕となる可能性があったことを英紙「デイリー・メール」のインタビューで明かした。
現役時代には鹿島アントラーズでプレーしたジーコ氏は、2002年に日本代表の監督に就任。チームを2006年のドイツ・ワールドカップ出場に導いた。以後も第2の故郷である日本との結びつきは強く、18年7月には鹿島のテクニカルディレクターに就任している。
監督としては、日本代表後にトルコのフェネルバフチェ(2006年から08年)やウズベキスタンのブニョドコル(08年)、ロシアのCSKAモスクワ(09年)、ギリシャのオリンピアコス(09〜10年)、イラク代表(11〜12年)、カタールのアル・ガラファ(13〜14年)、インドのゴア(14〜16年)を歴任してきたが、実はその途中でファーガソン元監督が率いていた当時の名門マンチェスター・ユナイテッドへ渡る可能性もあったと語っている。
「私のもとに届いたオファーが真実だったのかどうかは分からない。だが、カルロス・ケイロス(2002年から03年と04年から08年までユナイテッドでアシスタントコーチ)がマンチェスターから退団するかもしれないという時に、彼らは私のところへ来て『アシスタントコーチにならないか?』と言った。私はイエスと言ったが、その後に何も起こらなかった。だから私にも真実かどうかは分からない」
ユナイテッドから接触はあったようだが、ファーガソン元監督とジーコ氏という夢のタッグが実現には至らなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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