湘南が“崖っぷち”から生還、1-1ドローでJ1残留! 徳島は“下剋上”ならず、6年ぶり昇格逃す

MF松田天馬の同点ゴールで湘南ベルマーレがJ1残留【写真:Getty Images】
MF松田天馬の同点ゴールで湘南ベルマーレがJ1残留【写真:Getty Images】

J1リーグ参入決定戦、0-1から湘南MF松田が値千金の同点ゴール

 来季のJ1リーグ残り1枠を懸けたJリーグ参入プレーオフ決定戦が14日、Shonan BMW スタジアム平塚で行われ、J1リーグ16位の湘南ベルマーレが今季J2リーグ4位からプレーオフを勝ち上がってきた徳島ヴォルティスと1-1で引き分け、大会規定によりJ1残留を果たした。一方の徳島は先制点を奪いながら勝ち切れず、6年ぶりのJ1復帰を目前で逃した。

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 J2を4位で終えた徳島は、参入プレーオフ1回戦で同5位ヴァンフォーレ甲府と1-1で引き分け、大会規定により勝ち抜けると、2回戦では同6位のモンテディオ山形に1-0で勝利して、この決定戦に進出した。

 大会規定により勝つしかない徳島は、“下剋上”を狙って序盤から積極的なプレーを見せていく。そして前半20分、左CKのチャンスを得ると、折り返したボールをMF鈴木徳真が右足で叩き込み、欲しかった先制点を奪った。

 その後は湘南ペースで試合が進むも、徳島が1点をリードしたまま後半へ。徐々にホームチームに焦りも生まれ始めた後半19分、崖っぷちの湘南が追いつく。左サイドからのクロスを走り込んだFWクリスランがスルーすると、密集地帯でMF松田天馬が巧みに抜け出し、左足でねじ込んだ。

 1-1に追いついたことで、再び徳島が1点を狙う展開に。後半28分にはCKからゴール前でチャンスを迎えるも押し込めず。その後も何度か攻め込むが、湘南の牙城を崩せなかった。

 試合はこのまま1-1で終了し、大会規定により湘南の残留が決定。J1最終節の終了間際に勝利を逃し、プレーオフに回ることになったが、崖っぷちからの生還を果たした。一方の徳島はJ2リーグ4位からの“下剋上”を狙い、前半に先制点も奪ったが、あと一歩のところで2014年以来6年ぶりのJ1復帰を逃した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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