PSGネイマール、“給与未払い”でバルセロナ提訴 代理人の父がクレームで再び確執
バルセロナが4億2000万円を未払いか、古巣復帰の扉が閉ざす可能性も
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは今夏の移籍市場でバルセロナ復帰を画策しながらもそれが叶わず、両クラブの関係者とファンから不興を買った。そんななかでスペイン紙「エル・ムンド」によると、バルセロナに対して“給料未払い”があったとして提訴したと伝えている。
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記事によると、バルサがネイマールに対して未払いになっているのは350万ユーロ(約4億2000万円)。2017年8月に2億2000万ユーロ(約267億円)という莫大な移籍金でPSGに移籍したが、当時ネイマールとバルセロナの契約においては9月1日にボーナスが支払われることになっていたが、所属選手ではなくなったことでバルサは拒否し、過去にネイマールが提訴したことがある。
今夏の移籍市場でバルサが再獲得を目指したこともあって関係性は改善したかと思われたが、それがならなかったことで再びネイマール側が今回の件を持ち出した。父が代理人を務めるネイマール側はバルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長に対して「ものすごく不誠実だ」とクレームをつけており、再び確執を招いていることが明らかになっている。
ペイン紙「AS」は今回の件を受けて「バルセロナと(本拠地である)カンプ・ノウに彼が帰還するのは、さらに複雑になってしまった」と記している。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが徐々に順応し始めたバルサにあって、今回の問題はさらに復帰への扉を閉ざす可能性が高そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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