日本代表、E-1香港戦「予想布陣」 大幅入れ替えなら“デビュー組3バック”の可能性も
古賀、田中駿、渡辺が最終ライン形成か ボランチには川崎のセットと予想
森保一監督率いる日本代表は14日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権の2戦目となる香港戦に臨む。初戦の中国戦では5選手が代表デビューを飾りながら2-1の勝利。メンバーの入れ替えも予想される香港戦には、どのような形で臨むことになるのか。
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日本は今大会に国内組のみのメンバーで臨み、23人中11人が初招集という顔ぶれとなった。中国戦では3-4-2-1システムを採用し、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、DF三浦弦太(ガンバ大阪)のゴールでリードを奪うと、終盤に1点を返されながらも2-1の勝利。重要な初戦で勝ち点3を手にしている。
中国戦に先発出場したメンバーは、GKの中村航輔(柏レイソル)を除いて試合後2日間は軽めの調整となっていただけに、中3日で迎える香港戦では大幅なメンバーの入れ替えも予想される。第1戦では出番のなかったJリーグMVPのMF仲川輝人(横浜F・マリノス)らが先発の機会を得る可能性が高そうだ。
GKは中村が継続して起用される可能性も否定できないが、今夏の南米選手権(コパ・アメリカ)にも参加した大迫敬介(サンフレッチェ広島)が有力。最終ラインの3バックは、中国戦では比較的経験のある選手で固められていたが、今回は若手が並ぶか。バランスを考えれば、左から古賀太陽(柏レイソル)、田中駿汰(大阪体育大)、渡辺剛(FC東京)という形が現実的。そうなれば全員がA代表初経験となるだけに、立ち上がりから落ち着いて試合に入れるかどうかは大きなポイントになる。
中国戦で橋本拳人(FC東京)と井手口陽介(G大阪)がコンビを組んだボランチでは、大島僚太と田中碧(いずれも川崎フロンターレ)という所属クラブでのセットを採用すると見られる。ゲームメーク力ではJリーグ屈指の組み合わせとなるだけに、期待されるのはやはり攻撃面。シャドーに入る選手たちに効果的なパスを付け、攻撃のスピードアップを実現できれば、よりテンポの良いパスワークが見られるのではないか。