「ロックスターを望まなかった」 香川真司、ドルトムント時代の常連店で覗かせた“素顔”
常連店の店長が明かす香川の素顔「当時の香川の人気は凄まじいものがあったが…」
福田さんを含めた多くの若き日本人がドイツを挑戦の場に選ぶのは、当時ブンデスリーガ連覇の立役者となり、年間ベストイレブンにも堂々選出された“パイオニア”の存在が大きいことを主張していた。また、この店の店長を務めるエンビさんは、リトアニア人ながら日本食に惚れ込み和食店を開いたとのことだが、常連だった香川の印象についても振り返っている。
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「当時の香川の人気は凄まじいものがあったが、至って普通に来店していたよ。よく寿司とうどんのセットを頼んでいた。店を出る時は『ごちそうさま』と必ず声を掛けてくれた。本当に、至って普通の人だった。彼は、ロックスターになることを望まなかったんだ。ドイツ人の客はあまり増えることはなかったけど、日本人の客は非常に多くなった」
ドルトムントは世界でも指折りの熱狂的なサポーターを擁していることで知られており、当時のユルゲン・クロップ体制が築いた黄金期で不動のトップ下だったことから、当然圧倒的な人気を誇る存在ではあったものの、現地民も驚くようなスーパースターとはかけ離れた日常が、“香川らしさ”を物語っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)
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