南野獲得に「ファン・ダイクと主将がクロップを説得」 英紙が明かす“リバプール秘話”
リバプール加入が取り沙汰される南野 英紙も注目「選手たちがサインを要望」
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間12日、リバプールへの移籍で合意に至ったことが英国内でこぞって報じられている。英メディアは南野のリバプール加入が目前に迫る背景として、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの説得があったことを明らかにしている。
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ザルツブルクで6シーズン目を迎えている南野だが、世界を驚かせたのはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節の敵地リバプール戦(3-4)だった。要塞アンフィールドで豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストの大活躍を披露していた。リターンマッチとなった第6節でも、縦横無尽な走りで決定機を演出するなど、リバプール守備陣を苦しめていた。
英紙「インディペンデント」はリバプールが違約金の設定額である725万ポンド(約10億4000万円)を支払うことで南野獲得の合意に至ったことを報じたことで、英国内では一気に加入のニュースが飛び交うことになった。そして、チームに南野獲得をプッシュしたのは、現在のリバプールの中核を担う2人の選手だったようだ。
英紙「メトロ」は「リバプールの選手たちが南野とサインするようクロップに要望した」と見出しを打って報じると、英紙「ガーディアン」は「試合直後にファン・ダイクと主将のヘンダーソンが獲得するようクロップを説得した」と、キャプテンとディフェンスリーダーが南野へのオファーに一役買っていたことを明かしている。南野が欧州王者に与えたインパクトは、移籍実現として昇華する可能性が高そうだ。
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