クロップ監督が熱視線の南野拓実、独王者バイエルン&酒井宏所属のマルセイユも関心か
5年契約を準備するリバプールが獲得レースをリードと英紙「ガーディアン」が報道
プレミアリーグの強豪リバプールは、オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実の獲得に近づいているという。その移籍金は725万ポンド(約10億4000万円)とされているが、欧州の他のビッグクラブも触手を伸ばし始めているようだ。英紙「ガーディアン」が伝えている。
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今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、ザルツブルクはリバプールと同じグループに入り、2度対戦した。この2試合でユルゲン・クロップ監督は南野のプレーを気に入り、南野の契約に含まれている高額ではない契約解除金を来年1月の移籍市場で支払う見込みだという。
ザルツブルクのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は現地時間12日、「現時点でリバプールとの話し合いが行われたことは言える。私たちの選手に、こうした大きなクラブが関心を持ってくれることは誇らしいことだ」と交渉の場を持ったことを明かした。
CLで16強に勝ち上がったリバプールは、リーグカップ、FAカップも勝ち上がっている。今月中にはFIFAクラブワールドカップにも出場するため、冬の移籍市場では戦力補強に動くとされている。
記事では南野が2015年からザルツブルクに加入し、リーグ戦129試合で41得点を挙げる活躍を見せたことも紹介。そして、リバプール以外にもドイツ王者バイエルン、日本代表DF酒井宏樹が所属するフランスのマルセイユが乗り出していることも伝えている。
森保一監督が率いる日本代表でも、中心選手として活躍を続けている南野。すでにリバプールは5年契約を提示し、近日中にも移籍交渉はまとまるだろうと報じられているが、南野の新天地はイングランドになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)