ミラン、イブラヒモビッチ獲得の交渉が停滞 契約期間の“食い違い”が原因と伊紙が指摘
オプション付きの半年契約を提示するミランに対し、1年半契約を望むイブラは不快感
冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得することが濃厚とされてきたセリエAの名門ACミランは、ここに来て交渉が停滞している。イタリア紙「トゥット・スポルト」によれば、その原因は契約期間に関する食い違いにあるという。
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イブラヒモビッチは年内で米MLS(メジャーリーグ・サッカー)のLAギャラクシーとの契約が満了。冬の移籍市場のタイミングでゼロ円移籍が可能だ。現在リーグ戦で苦しんでいるミランは、かつてエースとして活躍したイブラヒモビッチの獲得を望み、その交渉は順調だとされてきた。
しかし、ここにきてナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が代理人のミノ・ライオラ氏に金銭条件を問い合わせるなど、他クラブの入り込む余地が生まれている。その背景には、イブラヒモビッチがミランの条件に納得していないことがあるようだ。
ミランの提示は「半年契約+1年間の延長オプション」とされるが、イブラヒモビッチは保証された1年半契約を望み、半年間で“試される”ことに不快感を示しているという。
記事では、「ここから先はミランが頑張らなければいけないタイミング」だとして、イブラヒモビッチを納得させるための条件を提示させる勇気が必要だと主張している。
契約期間に慎重になるミランは、38歳となったカリスマストライカーを切り札として手中に収められるのか。情勢は混沌としているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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