リバプールFWが“ありえない角度”から技あり弾! クロップも脱帽「センセーショナル」
サラーがCLザルツブルク戦でほぼ角度のない位置からゴール
リバプールは現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節で日本代表MF南野拓実の所属するザルツブルクと対戦し、2-0で勝利した。チームを率いるユルゲン・クロップ監督は、ほぼ角度のないところから決めたエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールについて「センセーショナルだ」と称賛したと、英紙「インディペンデント」が報じた。
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残り1試合を残して首位に立っていたリバプールは、グループ1位突破を目指してアウェーでザルツブルクと対戦。序盤こそ南野らザルツブルクのアグレッシブな攻撃に押し込まれるシーンもあったが、0-0で折り返した後半12分にギニア代表MFナビ・ケイタのゴールで先制点を奪うことに成功した。
その1分後、多くの称賛を浴びる2点目のゴールが決まる。相手のクリアミスを見逃さなかったサラーは、トップスピードでボールを追い、前に出てきた相手GKより先に触ってかわしたものの、ペナルティーエリア右のゴールライン際まで追い込まれた。ゴールまでほぼ角度のない位置だったが、サラーは利き足ではない右足のシュートを選択。相手GKと追走してきたDFの目の前を通り過ぎたボールが、ゴール左のサイドネットに吸い込まれて、チームに大きな追加点をもたらした。
このサラーのゴールを称賛したのがクロップ監督だ。「今までで一番難しいシチュエーションだったに違いない」とゴールシーンを分析すると、サラーに対する賛辞を並べた。
「彼がどのように得点したのか見当もつかない。彼は本当に上手くプレーしたが、そこまでは期待される状況で得点できなかった。今日のこの難しいゴールは、おそらく彼が決めた他のすべてのゴールよりもはるかに凄かったと思う。彼は集中し続け、次の瞬間を信じて、とても素晴らしいゴールを決めた。センセーショナルなフィニッシュだったよ」
決定的なシーンで決められない場面もあったサラーだが、指揮官にとってはそれを吹き飛ばすような衝撃的なゴールだったようだ。