クロップ監督は「ヤワなドイツ人」!? 敵将に揶揄されるもこれを一蹴

サンダーランド戦での危険なタックルに「退場が妥当」と主張

 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、サンダーランドのサム・アラダイス監督から「ヤワなドイツ人」呼ばわりされたが、これを一蹴している。英国営放送「BBC」が報じている。

 30日のサンダーランド戦で、リバプールは1-0と勝利を飾った。この試合でDFサコが、相手のオランダ代表FWイェレマイン・レンスから危険なタックルを受けたため、ドイツ人の名将は試合後、退場が妥当だったと主張。これに対し、プレミアリーグ屈指のフィジカルを前面に押し出した激しいスタイルで有名なアラダイス監督は、この発言に「ヤワなドイツ人だ」と噛みついていた。このプレーでレンスは警告止まり、タックルを受けたサコはフル出場を果たしていた。

 前線からのプレッシングからショートカウンターにつなげる戦術「ゲーゲンプレス」を武器に、ドルトムント時代に欧州を席巻した熱血漢は「ヤワ」という表現からは程遠い存在だが、プレミアの古株指揮官から洗礼を受けた格好だ。

「問題ないよ。多くの人たちがもっと酷いことを言ってきた。これが初めてではないんだ。あの場面を見返せば、自分はそれほどまでに間違っていないとみんな思うよ」

 

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