「中国戦出場13人」を金田喜稔が採点 アピール成功の国内組、“疑問を残した”選手は?

東京五輪出場を目指すなかでA代表デビューは大きな出来事だが…

<途中出場>
■田川亨介(FC東京/FW/←後半27分IN)=評価なし

 20歳でのA代表デビューは、東京五輪出場を目指す本人にとっては短い出場時間でも大きな出来事となったはず。ただ周囲との連係が確立されておらず、インパクトを残したとは言い難い。次戦以降で、より長いプレー時間を得られた時が勝負だろう。

■相馬勇紀(鹿島/MF/←後半39分IN)=評価なし

 橋岡と交代してA代表デビュー。プレー時間がほとんどなく、中国の攻勢を受ける時間帯だったため、持ち味の攻撃力を発揮することはできなかった。本人も次戦以降でより長い出場時間をつかみ、アピールを狙っているはずだ。

[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

(金田喜稔 / Nobutoshi Kaneda)



金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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