8試合白星なしのマンU 解任危機のファン・ハールも次戦勝利逃せば「優勝は絶望的」と明言

深刻なゴール欠乏症も覇権奪回へ望み捨てず

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、1月2日に行われるスウォンジーとの試合で公式戦9試合ぶりとなる勝利を収めなければ、今季のタイトル獲得はないだろうと後半戦に向けた展望を語った。非常に険しい道のりが待っていることを認めた上で、タイトルへの望みを捨ててはいなかった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ユナイテッドは昨年末の28日に行われたチェルシー戦で0-0の引き分けに終わり、公式戦8試合未勝利(4分4敗)という深刻な不振のまま2015年を終えた。プレミアリーグは新年早々の2日から試合が行われるが、ファン・ハール監督は、そこで勝ち点を落とせばリーグ優勝は絶望的になると語った。

「我々は勝ち点(3)が必要だ。さもなければ、その差はあまりに大きくなってしまう。我々は自分たちがやるべきことをしっかりとやり切る必要がある。我々は働き、準備をし、しっかりパフォーマンスして、あらためて試合の良し悪しを評価していかなくてはならない。チームが負けている時は勝っている時に比べて、それらがより難しいことになる」

 チームに必要なものは勝利。そして勝利に必要なものがゴール。決してタイトルを諦めないオランダ人指揮官は、チームの再浮上に向けて深刻な得点力不足の解消を課題に挙げた。

 

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