日本代表DFへの衝撃“後頭部キック” 中国選手が正当化も疑問視「レッドカードに値」
日本がE-1初戦の中国戦で2-1辛勝 前半途中に橋岡が相手DFの危険タックルで被害
日本代表は現地時間10日、E-1選手権初戦で中国代表に2-1と勝利した。A代表デビューを飾ったDF橋岡大樹(浦和レッズ)が中国代表DFから“後頭部キック”を受けたシーンが注目を集めているなか、中国メディアは「厳密に言えば、このファウルはレッドカードに値したが…」と伝えている。
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国内組のみで今大会に臨んだ日本は中国戦で3-4-2-1システムを採用し、前半29分にFW鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)が代表初ゴールをマーク。後半25分にはCKからDF三浦弦太(ガンバ大阪)がヘディング弾で追加点を奪った一方、試合終了間際に1点を返されたが2-1で辛勝した。
中国メディア「新浪体育」は「中国と日本のギャップは、一生懸命にプレーするだけでは埋められない」と指摘。今大会の日本代表は若手主体ながら、「日本のサッカーは長い間、成熟したシステムを備えており、選手はその一部に過ぎない」と分析し、日本サッカー界のシステムがいかに強固であり、その結果として中国との差が埋まらない現実に触れている。
その一方、前半31分に生まれたラフプレーにも注目。右サイドでロングボールを受けようとした橋岡に対して、中国代表DFジャン・ジーポンが左足を大きく振り上げ、後頭部に危険なキックをお見舞いした。
当事者のジャン・ジーポンは「意図的に傷つけるつもりはなかった。彼がボールに触れると思わなかった。リプレーを見れば分かると思うが、僕のほうが先に触って、その後に彼の頭が僕の足に当たった」と説明をしている。
記事では「暴力的なファウル? 試合後に正当化」と伝え、「厳密に言えば、このファウルはレッドカードに値したが、審判はイエローカードしか見せなかったため、ジャン・ジーポン自身も主審のジャッジをよく理解できていなかった」と記している。
大きな波紋を呼んでいる中国代表DFのタックルだが、中国でも疑問視する声が上がっているようだ。