南米王者フラメンゴ、“ガビゴル”の買い取りでクラブ間合意 クラブW杯後に最終決定か
ランディム会長は「買い取りたいという意向を持っているのは間違いない」と公言
南米王者とブラジル王者の二冠を達成してFIFAクラブワールドカップ(W杯)に出場する名門フラメンゴは、期限付き移籍中のエースを買い取ることでクラブ間合意に至ったという。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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フラメンゴのエースは2016年のリオデジャネイロ五輪でも脚光を浴びた、“ガビゴル”の愛称を持つブラジル代表FWガブリエウ・バルボサだ。ガビゴルはリオ五輪後にイタリアの名門インテルへ5年契約で移籍したものの、結果を出せず、翌年にはポルトガルの名門ベンフィカへ期限付き移籍となった。
そこでも出場機会を得られず、冬の移籍市場で母国のサントスへ。今年1月に期限付き移籍したフラメンゴでようやく本来の得点能力を発揮。コパ・リベルタドーレスでは9ゴールを挙げ、決勝のリバープレート戦でも2ゴールで優勝に大きく貢献した。
フラメンゴのロドルフォ・ランディム会長は、インテルとは冬の移籍市場のタイミングでガビゴルの保有権を買い取ることで合意に達したと明らかにしたという。ただ、最終的な判断はガビゴルに委ねられ、クラブW杯終了後に決断がされる模様。ランディム会長は「私たちが彼を買い取りたいという意向を持っているのは間違いない」とエースにラブコールを送った。
クラブW杯が各大陸から王者を集める現行方式になってからは、欧州勢が6連覇中。その牙城を崩す一番手として期待される南米代表のエースは、決断の前にどのようなプレーを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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