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ミラン史に残る名DFがラツィオ時代の盟友を擁護 「ミハイロビッチはミランにとって正しい人間だ」
「正しいスカウティングを行う必要がある」
赤字経営によって、近年は移籍金ゼロで獲得した日本代表FW本田圭佑ら、経済的な負担の少ない補強を続けてきたが、クラブは2年連続で欧州カップ戦出場権を逃すほど凋落している。今季開幕前には久しぶりに100億円以上の補強費をつぎ込んだが、その金額に見合うパフォーマンスを見せている選手はほとんどいない。シルビオ・ベルルスコーニ会長と強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOというクラブ首脳が、批判の対象になるべきだと指摘している。
「正しいスカウティングを行う必要がある。他が動く前にスカウティングを行うべきだ」
現在、アメリカのマイアミFCで監督を務めているネスタ氏はこのように提言した。現体制と不仲になったレジェンド、パオロ・マルディーニ氏のクラブ復帰を願ったネスタ氏は、赤と黒の名門の現状に憂いの視線を注いでいた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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