森保J、E-1選手権初戦は1-0で後半へ ラフプレーの中国相手にFW鈴木が代表初ゴール
前半29分、森島のクロスを鈴木が押し込んで嬉しいA代表初ゴール
森保一監督率いる日本代表は10日のE-1選手権初戦の中国戦に臨み、前半29分にFW鈴木武蔵の代表初ゴールで先制し、1-0でハーフタイムを迎えた。
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韓国・釜山で開催された大会初戦はJ1最終節から中2日。決して楽なスケジュールではないなか、国際Aマッチウィークでないため海外組の招集が叶わず、森保監督は来年の東京五輪を目指すU-22世代を多くメンバーに組み込んだ。そして、スタメンではMF橋岡大樹、MF遠藤渓太、MF森島司の3人が代表初出場。DF佐々木翔がキャプテンマークを巻き、3-4-2-1システムを組んだ。
一進一退の展開のなか、最初の決定機は日本だった。前半17分、左サイドで得たフリーキックからファーサイドで攻撃参加したDF畠中慎之介が強烈なボレー。しかし、これは右ゴールポストを叩いて跳ね返り、先制点とはならなかった。
それでも日本は前半29分、左サイドで連続したワンタッチパスが通って中国の守備陣を攻略。ペナルティーエリア内まで森島が進出すると、中央へのラストパスをFW鈴木が合わせて先制点した。鈴木はこれが代表初ゴールになった。
中国は時間の経過とともに、特に空中戦の競り合いでラフプレーが増加。FW上田綺世は背後から肘を入れられ、橋岡は足の裏を見せた飛び蹴りを首のあたりに入れられて、中国選手にはイエローカードも提示された。そうしたなかでも、若い日本チームは冷静さを失うことなく試合を進め、そのまま1-0で前半を終えた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)