プレミアリーグ監督「契約金トップ10」 ランパードが8位、トップ2は因縁のライバル
クロップ監督とスールシャール監督が4位タイ
レスター・シティは先日、ブレンダン・ロジャース監督と5年半の新契約を締結し、他クラブに強奪されるのを回避する策に打って出た。新契約の契約金は年間1000万ポンド(約14億2800万円)と言われており、プレミアリーグの監督の中でも上位の高給取りとなっている。そこで英メディア「GIVE ME SPORT」は、「プレミアリーグの監督、契約金トップ10」を発表。ロジャース監督が3位に入ったなか、トップ2は因縁のライバルとも言われる2人が入っている。
バーンリーをプレミアリーグの中位チームに成長させたショーン・ダイチ監督、ボーンマスで一時代を作り上げたエディ・ハウ監督が10位と9位に入り、8位は今季からチェルシーを指揮するフランク・ランパード監督だ。かつてチェルシーの選手としてピッチを縦横無尽に走り回っていた名手は、年間550万ポンド(7億8500万円)でチームに帰還すると、現在は世界で最も有望な若手指揮官の1人として急速に地位を確立している。
同率4位は、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を優勝したリバプールのユルゲン・クロップ監督と、昨季途中からマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したオレ・グンナー・スールシャール監督だ。金額は750万ポンド(約10億円7000万円)。今季の成績は両チームともハッキリ分かれてしまっているが、今後の展開に期待したいところだ。
新たに5年契約を結んだロジャース監督が3位となるなか、トットナムの新指揮官に就任したモウリーニョ監督が2位に入った。かつてチェルシーやユナイテッドの指揮官を歴任したモウリーニョ監督は、今季途中にマウリシオ・ポッチェッティーノ監督が辞任したトットナムの監督に就任。年間1500万ポンド(約21億4000万円)の契約を結んだとされている。
そんな名将揃いの指揮官が並ぶなか、1位に輝いたのはマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督だ。プレミアリーグで2位につけるシティのグアルディオラ監督は、驚異の週給38万5000ポンド(約5500万円)。これまで過去2シーズンで前例にない勝点198を記録するなど、イギリスのサッカー史に名を残す偉業を達成している。今季はリバプールに首位を明け渡しているが、ここから巻き返しを図ることはできるのだろうか。