日本代表DF畠中、E-1初戦へ“コミュニケーション”重視で臨む 「いつも以上に…」
初招集の選手も多いなか、わずかな準備期間でE-1選手権初戦の中国戦へ
森保一監督率いる日本代表は10日に韓国・釜山で開幕するE-1選手権に参戦する。9日には翌日の中国戦に向けてトレーニングを実施。今季、横浜F・マリノスのJ1優勝に貢献したDF畠中槙之輔は「4バックでも3バックでも自分のパフォーマンスをしっかりできればと思います」と語り、重要な初戦にフォーカスしている。
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9日に森保監督らが登壇する開幕会見を終え、大会に向けた機運が高まるなか、日本代表は釜山市内で中国との初戦に向けて調整に励んだ。J1最終節から中2日の厳しい日程ながら、離脱者もなく全23選手が揃っている。
今季のJ1で全34試合にフル出場し、横浜FMの15年ぶりの優勝に貢献した畠中もその1人だ。リーグ最多68得点を記録した攻撃的なチームを、DFチアゴ・マルチンスとともにセンターバックとして支え続けた。優勝の栄光から短期間で中国戦に臨むこととなるが、頭の切り替えは完了している。
「まだ4バックでやるか3バックでやるか、誰が出るかも分からないですけど、自分がもし出るとしたら、4バックでも3バックでも自分のパフォーマンスをしっかりできればと思います。3バックならなおさら、攻撃につながるパスを出せるとも思っているので、ガンガンやっていきたいと思います」
仮に3バックを採用するとすれば、「左でも右でも真ん中でも、ある程度はしっかりできる」と自信も見せる畠中。今回選出されたDF陣の中では経験値の高い部類に入るだけに、周囲を引っ張る役割も期待されるが、「声でもっとコミュニケーションを取っていきたい。初めて組む選手もいますし、いつも以上に意識してやらないといけない」と自覚を持っている。
A代表としての直近の活動では、フル出場したベネズエラ戦で1-4の大敗を喫する敗れる悔しさを味わった。だからこそ、苦境では「誰がというよりも、リーダーシップを取る選手がたくさんいればいるほどいい」という意識がある。E-1選手権では東アジアのプライドを懸けた激しい戦いが予想されるだけに、その言葉は頼もしい。
まずは10日の中国戦。最終ラインの畠中が周囲に対してどれだけ働きかけられるかは、初招集の選手が多いチームにとって大きな意味を持つはずだ。
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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)