日本代表、E-1初戦中国戦「予想布陣」 3バック採用なら“10番”仲川はシャドー起用か

E-1初戦中国戦「予想布陣」【写真:Football ZONE web】
E-1初戦中国戦「予想布陣」【写真:Football ZONE web】

重圧の掛かる初戦に向けて、最終ラインには経験で勝る顔ぶれを予想

 森保一監督率いる日本代表は10日、韓国・釜山で行われるE-1選手権の初戦となる中国戦に臨む。大会前に「3バックも4バックもできる用意をしている」と語っていた指揮官は、どのようなシステムとメンバーで重要な初戦に臨むのか。

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 10日から18日にかけて開催されるE-1選手権に向けて、森保監督はMF仲川輝人(横浜F・マリノス)ら初招集11人を含む23人を招集。東京五輪世代も多く含まれており、伸び盛りの若手たちの躍動も楽しみな大会となる。

 その初戦となる中国戦で、まず注目されるのはシステムだ。これまでA代表では4バックを軸にチーム作りを進めてきたが、U-22代表では3-4-2-1を採用。さらに今回は純粋なサイドバックをほとんど招集しておらず、本来はFWの選手をMF登録していることから、3バック採用の可能性は低くないだろう。

 その前提に立って最終ラインから見ていくと、今回のメンバーの中では経験豊富な部類に入る佐々木翔(サンフレッチェ広島)、三浦弦太(ガンバ大阪)、畠中槙之輔(横浜FM)を左から並べる3バック形が最も手堅い。広島時代から森保監督を知る佐々木の存在もあるだけに、後ろからチームを安定させることにもつながるはず。ただ、渡辺剛(FC東京)や古賀太陽(柏レイソル)といった東京五輪世代の若手を1枚入れる可能性もあるだろう。

 GKは今夏の南米選手権(コパ・アメリカ)にも参加した大迫敬介(広島)か、森保体制では初招集ながら昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)を経験している中村航輔(柏)の二択か。初戦の重圧も考慮し、現時点での経験値で上回る中村と予想する。小島亨介(大分トリニータ)は今季のJ1リーグ戦出場ゼロのため、いきなりの先発は考えにくいか。

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