止まらないチチャリート旋風! 2ヵ月連続でブンデス月間MVPに輝く

12月のリーグ戦3試合で5ゴール 得点ランクでも4位につける

 レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスが、12月度の月間最優秀選手に選出された。11月度に続き、2ヵ月連続2度目の選出となった。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 チチャリートは12月のリーグ戦は全3試合で得点し、計5得点を記録。12日のボルシアMG戦ではハットトリックを達成していた。今季はリーグ戦14試合出場で11得点。ドルトムントのFWピエール=エメリク・オーバメヤン(18得点)、バイエルンのFWロベルト・レバンドフスキ(15得点)、トーマス・ミュラー(14得点)に続く得点ランキング4位につけている。UEFAチャンピオンズリーグとDFBポカールを含めれば、22試合19得点を挙げている。

 マンチェスター・ユナイテッドで出番が少なく、昨季1年間期限付き移籍で加入したレアルでも短い出場時間の中、シーズン33試合で9得点を挙げた。しかし、レギュラーポジションを望んだ小柄なストライカーはレバークーゼンへの完全移籍を決断。前所属のユナイテッドが得点力不足に悩んでいる現状を受け、放出は誤りだったという声が多く聞かれ始めている。メキシコの英雄は今、水を得た魚のようにドイツで極上の輝きを放っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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