元オランダ代表監督、評価急上昇中のリバプールFWを称賛 「新星C・ロナウド」
バロンドール投票で4位に入ったマネ、元代表監督のブリント氏が実力を高く評価
元オランダ代表監督のダニー・ブリント氏が、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネについて、「新星クリスティアーノ・ロナウド」と称賛の言葉を贈っている。インド紙「ザ・ステーツマン」が伝えた。
マネは2019年にクラブと代表で計54得点をマークするなど傑出したパフォーマンスを披露。リバプールでは22得点を決めてプレミリーグで初の得点王を獲得し、セネガル代表としてもアフリカ・ネーションズカップ準優勝に貢献した。バロンドールの投票では、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、リバプールで同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ4位に入った。
インドメディア「ザ・スポーツ・ラッシュ」によると、ブリント氏は「マネが(バロンドール投票で)4位だったのは残念。しかし、今年は素晴らしい選手たちがたくさんいたと思う。だから、誰か1人と選ぶのが難しかったんだ。でも、私だったらサディオ・マネを選ぶ。なぜなら、彼は私の好きな選手だからだ」と述べ、こう続けている。
「サディオ・マネは世界のサッカー界で新星クリスティアーノ・ロナウドのような選手だ。メッシがなぜマネに投票したのか知ってるかい? 偉大な選手というものは、他の素晴らしい選手を分かっているからだ。私はマネとメッシの比較はしない。サディオはそれよりも、全盛期のクリスティアーノ・ロナウドのほうが近いと思う。ロナウドはとてもフィジカルで、強いメンタルを持っていた」
さらに、「サディオは巨大なみかげ石のような選手で、なおかつ、とてもダイナミック。何年も前のロナウドにそっくりだ。マネが素晴らしく特別な選手だということに人々がやっと気がついたのは正当なこと」と指摘している。
「サディオはメッシのような世界最高のアタッカーと肩を並べるに相応しい。これからマネはできる限り多くのトロフィーを手にしなければならない。まずはプレミアリーグ制覇からだ」
世界的な評価を高めているマネに必要なのは数多くのトロフィーと主張するブリント氏。今季のリーグ戦でタイトルを獲得し、さらなる飛躍を遂げられるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)