J1“MVP男”仲川輝人、A代表初戦に懸ける思い 「日本のプライドを持ってやっていく」
10日にE-1選手権初戦の中国戦を控え、釜山市内でトレーニングを実施
森保一監督率いる日本代表は10日に韓国・釜山で開幕するE-1選手権に参戦する。9日には翌日の中国戦に向けてトレーニングを実施。今季J1リーグ得点王に輝き、MVPも獲得したMF仲川輝人(横浜F・マリノス)は「日本のプライドを持ってやっていかないといけない」と大会に向けての思いを口にしている。
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9日に森保監督らが登壇する開幕会見を終え、大会に向けた機運が高まるなか、日本代表は釜山市内で中国との初戦に向けて調整に励んだ。J1最終節から中2日の厳しい日程ながら、離脱者もなく全23選手が揃っている。
今季のJ1で横浜FMの優勝に大きく貢献し、15得点で得点王に輝くとともにMVPも獲得した仲川にとって、これが27歳にして初のA代表。9日の練習後には「気持ちのこもった練習ができた」と語り、大会への意気込みを明かしている。
「今シーズン、良い結果を残して、代表にも呼ばれたと思います。結果という数字を日本代表として残さなきゃいけないですし、E-1では代表のプライド、日本のプライドを持ってやっていかないといけないという責任感が増しました」
3試合総当りで優勝を争う今大会で、初戦が持つ重要性は今さら強調するまでもないだろう。準備期間は短いが、仲川は「短い期間でしっかり代表のコンセプトを自分に落とし込んで、理解して、試合で表現しないといけない。それが代表選手のあるべき姿」と断言する。J1優勝&MVPの勢いそのままに、チームを牽引する活躍に期待したい。
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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)