モウリーニョ監督、韓国人の“文化”を絶賛 「非常に指導しやすく、学びに熱心、そして…」
相手守備陣を一網打尽にするドリブル弾を決めたソン・フンミンは「ファンタスティック」
トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは現地時間7日、プレミアリーグ第16節のバーンリー戦で相手守備陣を一網打尽にする圧巻のドリブル弾を決め、5-0の勝利に貢献した。ジョゼ・モウリーニョ監督は、韓国人選手の特徴に惜しみない賛辞を送っている。英地元紙「フットボール・ロンドン」が報じている。
モウリーニョ体制となってから公式戦3連勝を収めていたが、前節のマンチェスター・ユナイテッド戦で初黒星を喫したなかで迎えたバーンリー戦では、韓国人エースが圧倒的な存在感を放った。2-0で迎えた前半32分、自陣のペナルティーエリア手前でボールを持ったソン・フンミンが爆発的なスピードでドリブルを敢行。相手選手を次々と抜き去ると、約70メートルのドリブル突破から最後は相手GKとの1対1で冷静に流し込んだ。
試合後、モウリーニョ監督はソン・フンミンを“ソナルド”と表現し、かつてバルセロナやインテル、レアル・マドリードなどで世界最高のストライカーとして名を刻んだ元ブラジル代表FWロナウドを引き合いに出して凄みを表現していた。また、韓国人選手に根付く特徴について言及している。
「かつてサー・アレックス・(ファーガソン)とパク・チソンについて話したことを覚えている。おそらく文化的なものなのだと思うが、彼らは非常に指導しやすく、学びに熱心、そして、とても謙虚だ。彼を指導する経験はファンタッスティックなものだ。昨日、私は彼の両親とあったのだが、彼の生い立ちを知ることができた。あの子は、本当に素晴らしい! 私は幸せ者だ」
マウリシオ・ポチェッティーノ前監督に引き続き、モウリーニョ体制でもチームの中核を担っているソン・フンミンだが、当時マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元韓国代表MFパク・チソンと同様、プレミアリーグで高い評価を受けている。