ベティスに4-0と快勝　昨年レアルが記録した年間178得点を上回る

　バルセロナは30日、2015年ラストゲームとなるベティス戦に臨み、4-0で快勝した。この結果、2015年は公式戦で180得点を記録。2014年にレアル・マドリードが記録した178得点を上回り、スペインのクラブの年間得点記録を更新した。オランダのデータ会社「インフォストラーダ・スポーツ」などが伝えている。

　前半29分にネイマールの蹴ったPKがクロスバーに当たって跳ね返ったボールをベティスDFハイコ・ヴェスターマンが自陣ゴールに蹴りこんでしまい、オウンゴールでバルセロナが先制。さらに、同33分にはクラブ通算500試合出場を果たしたFWリオネル・メッシが追加点。後半にもFWルイス・スアレスが2得点を奪って大勝した。

　この4得点でバルセロナは2015年の通算得点数を180に伸ばし、スペインクラブとして年間の最多得点記録を更新。この試合では3人揃い踏みとはならなかったものの、ネイマール、メッシ、スアレスの超強力3トップ「MSN」は、そのうち136得点を記録している。

　従来のチーム年間最多得点記録はギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドによる「BBC」が大爆発した2014年のレアルで、年間178得点という記録を打ち立てていたが、それを上回る結果となった。昨季にリーグ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグを制し、三冠を達成した充実の1年に花を添える形となり、今季のリーグ戦も首位で新年を迎えることとなった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images