上田綺世、「個として評価される場」への抱負 「FWとして見ないといけない」と意識するのは?
E-1選手権に臨む上田、プレーを使い分ける“境目”の見極めをポイントに挙げる
森保一監督率いる日本代表は10日に韓国・釜山で開幕するE-1選手権に臨む。チームは8日に現地入りし、釜山アジアド主競技場のサブグラウンドでトレーニングを実施。今夏の南米選手権(コパ・アメリカ)以来のA代表となるFW上田綺世(鹿島アントラーズ)は、「代表のように個として評価される場で何ができるかというのを、僕は見ていきたい」と意気込みを口にしている。
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東アジアの覇権を争うE-1選手権が、今回は韓国の釜山で開催される。日本代表は10日に中国との初戦を控え、J1リーグ戦終了直後に“国内組”23人が韓国に集結。初招集が11人と、フレッシュな顔ぶれでの始動となった。
6月から7月にかけて開催されたコパ・アメリカ以来のA代表招集となる上田は、この間に鹿島の一員としてプロでの経験値を積んだ。J1リーグ戦13試合4得点という結果を携えてE-1選手権に乗り込むこととなるが、「代表のように個として評価される場で何ができるかというのを、僕は見ていきたい」と語り、FWとしてのプレーの使い分けに言及。改めて、今大会でこだわっていくポイントを明かしている。
「周りを使わずに2点、3点取っても良い選手かもしれないですけど、チームが苦しい時に頑張って1点をもぎ取ってくれる選手のほうが、もしかしたら評価されるかもしれない。そこの境目、タイミングというのは、FWとして見ないといけないと思います」
“生き残り”という側面もある代表活動で、自身の評価に対する強烈な意識を覗かせる。一方で、初顔合わせの多い今回のメンバーでは、FWとしてチームの中で活かされるために周囲との相互理解も不可欠。コミュニケーション面についても、その考え方は明快だ。
「コミュニケーションにもいろいろなスタイルがありますし、アイコンタクトもコミュニケーションだと思います。そういった細かい部分から合わせていきつつ、味方に自分を意識してもらえるようにやっていけたらいいと思います」
細かな部分の徹底から怠ることなく、自身とチームの結果につなげていく意識を高く持つ。18日の韓国戦まで続くE-1選手権の中で、上田はどのような歩みを見せてくれるのだろうか。
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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)