高い集客力を見せたのは? 19年Jリーグ全58チーム「1試合平均入場者数ランキング」
“3万人超え”は2クラブのみ J3の北九州と熊本、J2の新潟が健闘
2019年のJ1からJ3のリーグ戦が終了し、8日にJリーグ年間表彰式「2019 Jリーグアウォーズ」が東京都内で開催され、最優秀選手賞(MVP)には横浜F・マリノスの日本代表FW仲川輝人が選出された。今回はリーグ戦のホーム1試合平均入場者数を基に全58チームをランキング化。“3万人超え”は2クラブのみとなった。
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1試合平均入場者数では、各ディビジョンの差が如実に現れている。43位から58位まではJ3の16チームが並んでおり、最下位はY.S.C.C.横浜の1095人。5チームが2000人台で並び、AC長野パルセイロ(44位3000人)とザスパクサツ群馬(43位3594人)が頭一つ抜けている。J3で奮闘したのは、ギラヴァンツ北九州(32位6049人)とロアッソ熊本(36位5533人)だ。この2チームはJ2勢に食い込むほどの高い集客力を見せた。
J2勢は3000人台から1万人超えまで幅広く散らばっているなか、同カテゴリーで最下位に沈んだのは愛媛FC(42位3780人)。9000人超えは、ファジアーノ岡山(23位9444人)、柏レイソル(22位9471人)、大宮アルディージャ(21位9478人)、ジェフユナイテッド千葉(20位9701人)の4チームで、J2最高位はJ1勢に肩を並べたアルビレックス新潟(17位1万4497人)となった。
J1勢ではプレーオフに回った湘南ベルマーレが1万2848人(19位)で最下位となり、サンフレッチェ広島がワースト2位の1万3886人(18位)。湘南と広島はJ2新潟を下回る形となった。2万人超えは9チームあり、リーグ優勝を果たした横浜FMは最終節のFC東京戦でJ1歴代最多6万3854人を動員したが、シーズンを通して見ると2万7010人で5位となっている。
3万人を超えたのは2クラブのみで、FC東京が3万1540人で2位。そして栄えある1位は、海外メディアも「熱狂的なサポーター」として報じることもある浦和レッズの3万4184人となった。浦和は18年の3万5502人から1318人減となったが、それでもリーグ最多の集客力を見せつける形となったようだ。