100m換算10秒77弾…韓国代表FWが7人無力化「世紀のゴール」 元Jリーガーも絶賛
トッテナムFWソン・フンミン、バーンリー戦で衝撃ゴールに大反響
トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間7日に行われたプレミアリーグ第16節バーンリー戦で相手7人を翻弄する驚愕の一撃を叩き込み、5-0の勝利に貢献した。100メートル換算10秒77という快速弾を受けて、元イングランド代表MFや元Jリーガーの英雄FWが「世紀のゴール」「今季ベスト弾」と絶賛している。英紙「ザ・サン」や韓国紙「ソウル経済」などが伝えている。
11月にジョゼ・モウリーニョ監督が就任したトットナムは、直近の公式戦4試合で3勝1敗の結果を残すなかでバーンリーと対戦。開始4分、ソン・フンミンのパスを受けたエースFWハリー・ケインが先制ゴールを決めると、同9分にはMFルーカス・モウラが追加点を奪った。そうして迎えた前半32分にソン・フンミンが魅せる。
自陣のペナルティーエリア手前でボールを拾った韓国代表アタッカーは、前を向くと徐々にスピードアップ。追いすがる相手を置き去りにしながら持ち上がり、ハーフウェーライン付近では相手5人に囲まれるも力強く突破すると、そのままゴールへ突き進む。最後は相手GKとの1対1で冷静にシュートを流しこんだ。
英紙「ザ・サン」は「本当に素晴らしいゴールを決めた」と記し、元イングランド代表MFマット・ル・ティシエ氏は「世紀のゴールだ!」と称賛。また、かつて名古屋グランパスエイトでプレーした元イングランド代表の英雄FWガリー・リネカー氏も「凄い」「今季のベストゴールだと思う」と手放しで賛辞を贈っている。
一方、韓国紙「ソウル経済」は「ソン・フンミンは最高時速33.41㎞でピッチを駆け抜けた。70メートルの単独ドリブルで決めたワンダーゴールは、100メートルに換算すると10秒77である」と指摘。驚愕のスピードで7人を無力化したソン・フンミンのゴールを称えている。
前節のマンチェスター・ユナイテッド戦で1-2と新体制初黒星を喫したトットナムだが、ゴールラッシュで連敗を回避。そのなかでソン・フンミンは出色のパフォーマンスを披露し、各方面から大きな注目を集めている。