仲川輝人、JリーグMVP初受賞! 横浜FMから史上3人目「自分の努力も遂に実った」
今季15ゴールで得点王&ベストイレブンも受賞 横浜FMからは中村俊輔&中澤佑二に続き3人目
今シーズンのJリーグ年間表彰式「2019 Jリーグアウォーズ」が8日、東京都内で開催され、最優秀選手賞(MVP)に横浜F・マリノスの日本代表FW仲川輝人が選出された。前日7日に15年ぶり4回目のJ1リーグ優勝を果たし、今季15ゴールでチームメートのFWマルコス・ジュニオールと並んで得点王に輝いた男が、MVP初受賞となった。
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プロ5年目。川崎フロンターレの下部組織で育ち、専修大学へ進学。2015年に横浜FMに加入したものの、1年目はわずかリーグ戦2試合の出場に終わった。プロの壁にぶち当たり、16年途中にJ2のFC町田ゼルビアに期限付き移籍。翌年復帰するも、再びJ2アビスパ福岡へ武者修行に出た。横浜FMへ戻った昨季はJ1初ゴールを含む9ゴール。そして、今季は161センチの小柄な体格で、チームを優勝にまで導いた。
「マリノスに関わるすべての関係者の方々に感謝したいと思いますし、マリノスのファン・サポーターにこの賞を届けたいと思います。非常に名誉ある賞をいただけて、Jリーグに自分の名を刻めたことを誇らしく思いますし、これからJリーグを発展させていくように頑張っていきたいと思います」と喜びを語った仲川。「自分の努力も遂に実ったのかなと思います」と、ここに辿り着くまでの道のりを噛み締めるように振り返った。
横浜FMからは2013年のMF中村俊輔(現・横浜FC)以来6年ぶりの選出。2000年にも受賞した中村、2004年のDF中澤佑二氏(2018年限りで引退)に続いて、3人目の選出となり、クラブの歴史に名を刻んだ。
現在、E-1選手権に出場するため、日本代表合宿に初参加している仲川。10番をつけて戦う27歳は、MVP&得点王の栄冠も背負って東アジアを舞台に存分に戦う。
(FOOTBALL ZONE編集部)