神戸MFイニエスタがベストイレブン初受賞! FC東京6人&横浜FM4人と“2強”席巻
FC東京DF森重以外、10人がベストイレブンを初受賞
今シーズンのJリーグ年間表彰式「2019 Jリーグアウォーズ」が8日、東京都内で開催され、ベストイレブンに昨夏バルセロナからヴィッセル神戸に加入した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが選出された。そして15年ぶり4回目のJ1優勝を果たした横浜F・マリノスからは4人、最多は2位のFC東京から6人となった。
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今季のJリーグの“顔”とも言えるイニエスタが、ベストイレブンを初受賞した。スペイン出身選手の同賞受賞は初めて。神戸のファンだけではなく、その稀有な技術で日本中のサポーターを魅了したイニエスタが横浜FM、FC東京勢以外からは唯一の選出となった。
前日7日に行われた最終節でFC東京に3-0で勝利し、15年ぶりの優勝を決めた横浜FMからは今季15ゴールで得点王タイのFW仲川輝人、FWマルコス・ジュニオールを含めた4人が受賞。最多選出は今季、シーズンのほとんどで首位を走り、クラブ史上最高の2位でシーズンを終えたFC東京の6人となった。DF森重真人以外、10人が初受賞という“フレッシュ”な顔ぶれ。前日の天王山の興奮が冷めやらぬうちに、10人を横浜FMとFC東京が“独占”することとなった。
得点王とともに受賞となった仲川は、「この賞はすごく名誉なことですし、自分にとってもかけがえのないこと。まずはチームメートに感謝して、ここまで育ててくれた親に感謝したい」と喜びを語れば、マルコス・ジュニオールも「今年はみんなで一致団結してハードワークして、感謝したいのは監督、コーチングスタッフ、サポートスタッフ、素晴らしいサポーターがいて今日があると思う」と、周囲のサポートに感謝した。
ベストイレブン受賞者は以下のとおり。
GK
林 彰洋(FC東京)
【初受賞】34試合29失点
DF
室屋 成(FC東京)
【初受賞】30試合0得点
森重真人(FC東京)
【3年ぶり5回目】34試合2得点
チアゴ・マルチンス(横浜FM)
【初受賞】33試合0得点
MF
橋本拳人(FC東京)
【初受賞】34試合3得点
喜田拓也(横浜FM)
【初受賞】33試合0得点
アンドレス・イニエスタ(神戸)
【初受賞】23試合6得点
FW
ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
【初受賞】33試合14得点
永井謙佑(FC東京)
【初受賞】33試合9得点
仲川輝人(横浜FM)
【初受賞】33試合15得点
マルコス・ジュニオール(横浜FM)
【初受賞】33試合15得点
(FOOTBALL ZONE編集部)