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ブラジルW杯で話題のスプレー 今季プレミアリーグでも導入へ
このスプレーは、フリーキックの際、ボールと壁役との適正距離を保つために、ピッチ上に白い泡のラインを引く。1分程度で消え、人体への影響はないという。W杯開幕戦のブラジル対クロアチア戦で西村雄一主審が使用し、全世界の視聴者からも大きな注目を集めていた。
プレミアリーグは以前、このスプレー導入について他大会での使用実態と効果を確認するまでは導入する計画はないと話していたが、ブラジルW杯では視覚効果を含め、スムーズな試合運営にも好影響を与えた。リーグのチーフエグゼクティブのリチャード•スカウダモア氏は「プレミアリーグは進化の扉を開いている。クラブとプロフェッショナル•ゲーム•マッチ•リミテッド(レフリー協会)と話し合った上で、プレミアリーグに導入するか結論を出す。2014年シーズンから導入できればいい」と話している。
このスプレーはブラジルリーグとアルゼンチンリーグでは数年前からすでに導入されていた。また、欧州チャンピオンズリーグでも今季から導入されることが決まっている。
全世界のサッカー界で導入傾向にある消えるスプレーだが、判定を巡るトラブルも多いJリーグでも導入の是非を問う声が上がりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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