群馬が3年ぶりのJ2復帰! 3連勝で2位の座を死守…J2・21位の鹿児島はわずか1年でJ3降格
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J3最終節で福島に2-1勝利、ラスト3連勝で藤枝との昇格争いを制す
J3のザスパクサツ群馬は8日、リーグ最終節の福島ユナイテッドFCとのアウェーゲームに2-1と勝利し、3年ぶりのJ2復帰を決めた。この結果、J2リーグ21位でシーズンを終えていた鹿児島ユナイテッドFCの1年でのJ3降格が決定した。
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すでにギラヴァンツ北九州の優勝とJ2昇格が決まっていたJ3リーグは、自動昇格のもう1枠となる2位の座を巡る争いが最終節までもつれていた。第33節終了時点で2位の群馬は、3位の藤枝MYFCと勝ち点「60」で並んでいたが、得失点差が「14」離れているため、最終節で勝てばほぼ昇格を決められる状況だった。
そのなかで布啓一郎監督が率いる群馬は、前半を0-0で折り返すも後半3分に敵陣中央のFKからDF渡辺広大が決めて、待望の先制ゴールを奪う。さらに同10分には、途中出場のFW髙澤優也がPKを確実に決めて2-0とリードを広げた。2017シーズン以来のJ2復帰に向けてカウントダウンが始まるなか、同39分に福島に1点を返されるものの、そのまま2-1で試合終了。3位藤枝も北九州に1-0で勝利し、ともに勝ち点を「63」に伸ばしたが、得失点差で群馬が上回った。昨季5位に終わった悔しさを晴らす形で、ラスト3試合を3連勝で駆け抜けて2位の座を死守し、布体制2年目でJ2復帰を勝ち取った。
一方、J2ライセンスを持っていない藤枝が2位になれば、残留が決まるはずだった鹿児島は、この結果を受けてJ3降格が決定。昨季悲願のJ2昇格を果たしたものの、わずか1年でJ3の舞台へ戻ることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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